【Alexaのいる生活シリーズ】1月編~Alexaが我が家にやってきた!~

トリカレー さんのブログ記事

こんにちは! トリカレーです。

2021年から、自宅にAlexaを迎えました。スマートスピーカー初心者の私が、Alexaを使いこなして快適な生活を手に入れるまでを、1年間の連載形式でご紹介していきます。

購入検討のきっかけ

購入を検討するきっかけになったのはずばり、音楽再生機能とディスプレイ表示に惹かれたからです。

正直なところ、いままでスマートスピーカーにはまったく興味がありませんでした。
が、2020年の年末ごろに友人の家で実物を目にし、これはいい!と思いがぜん興味がわきました。

友人が使っていたのは「Echo Show 8」、私が購入したのも「Echo Show 8」です。

我が家にやってきたAlexa

ボールペン、スマホと並べてみるとこんなサイズ感

その1:聞きたい曲を、すぐに流してくれる

まず、音楽を流す際に、アーティスト名と曲名を声に出すだけで聞ける、というのが非常に魅力的でした。

自宅で過ごしているときに、「音楽をかけたいなぁ」と思う瞬間はあるのですが、リソースとデバイスの両方で不便さを感じていました。

Alexa導入前の私にあった選択肢…

  • PCを使って、CDから取り込んで蓄積してある音楽ファイルを流す
  • スマホを使って、YouTube上で検索した音楽を流す

※ストリーミングサービスは、興味はあるもののどれだけ活用できるか疑問があり、加入していませんでした

不満に思っていたこと…

  • デバイス面:PCもスマホも、他の用途で使っていることが多く、音楽再生を同時にするのは作業がしづらくなり煩わしい。
  • リソース面:YouTubeだと、聞きたい音楽がない場合がある。CDから蓄積しているファイルだと、いつも同じ音楽になってしまうし、手元にデータがないものを聞くにはまた取り込む手間がかかる。

これに対して、AlexaがあればPCやスマホでの作業には影響を与えずに、かつ例えば「Alexa、サザンオールスターズの○○流して」といえばすぐに流してくれて、手軽さがぐんとアップするだろうと思いました。

また、ストリーミングサービスを併用することで、手元にデータのあるなしを気にする必要もなくなり、気になるものをすぐに聞ける環境がつくれるだろうと。

その2:ディスプレイ表示で情報を得られる

こちらの方が、きっかけとしては大きかったです。

音楽については以前から魅力を感じていましたが、他のサービスも選択肢としてあり得ましたし、購入を検討するには至りませんでした。

スマートスピーカーのイメージとして、「音声入力での指示に対して、音声出力での返答をしてくれる」もしくは「IoT家電の操作をしてくれる」印象が先行していました。
能動的な働きかけが必要、というイメージです。

「Echo Show」はディスプレイ上で、約3秒間隔でニュースのトピックや天気、おすすめの機能などを表示してくれます。

こんな感じで、ニュースや天気、おすすめ情報が流れてきます

  

これなら、自分発信の能動的な指示だけではなく、ふとした時にヒントをもらえるメディアとしても魅力的だと感じました。

また、音楽を聴いているときに、歌詞や楽曲名をテキストで表示してくれるのも良いなと。
音声出力だと、変わった曲名を正しく読み上げられなかったりしますよね。

こうしてスマートスピーカーに興味を持ち、購入を検討するに至りました。

数あるスマートスピーカーの中から、Alexaを選んだ理由

最終的にはAlexa、その中でも「Echo Show」を選んだ私ですが、購入前には他のスマートスピーカーも検討しました。

ポイントは大きく分けて2つありました。

まず何よりも、ディスプレイ付きであること。
(厳密にいうと、スマートスピーカーではなくスマートディスプレイ、というのが正しいですね)
=ハード面のポイント。

次に、搭載されているAIの性能やできることが、私の求めているものに近いこと。
=ソフト面のポイント。

ハード面では、AmazonのEcho Show、GoogleのGoogle Nest Hub、が2大勢力です。

Echo Showは3サイズ展開。私が購入した8は、真ん中のサイズです

対するGoogle Nest Hubは2サイズ展開。

この2つは、搭載されているAIの純正ディスプレイです。
例えばGoogleのAIである「Googleアシスタント」が搭載されているものだと、Lenovo社のものなどもありますが、価格が廉価になる分機能は制限されてしまいます。
このあたりは価格と照らし合わせて許容範囲だったので、純正のものから選ぼうと決めました。

となると、ソフト面でAmazon社の「Alexa」と、Google社の「Googleアシスタント」の比較となります。

こちらの記事を参考に、音楽のストリーミングサービス対応数と音質、機能数の多さからAlexaに軍配が上がり、「Echo Show」の購入を決めました。

実際の生活の変化は?

実際に使ってみて…まだほんの一部の機能しか使えていませんが、結果は超・満足です!!

早くもAlexaに依存しかかっています。(1日家族に貸し出したのですが、それだけでかなり不便に感じるほど…笑)

その1:音楽が気軽に視聴できる

想像通り、ハード・ソフトの両面での不満が解消されて、以前よりも気軽に音楽を楽しめるようになりました!

ほぼどんな曲でも聴けるし、聴きたいときにすぐ聴ける。また、これという曲がないときにも、多くのプレイリストの中から気分に合わせた曲をAlexaが選んでかけてくれる。

以前は、デバイスを開いて、聞きたい曲のファイルを探して、あるいはYouTubeで検索して…というのが面倒で億劫に感じてしまっていたことがなくなり、音楽が生活の一部になったような感じです。

やっぱり、環境を整えることってとても大事だと実感しました。物理的にはほんの少しの手間でも、それが省かれることで取り除かれる心理的な負担が、こんなにも大きいのかと驚きました。

「ジャズを流して」と呼びかけると、Amazon Musicの中から「リラックスジャズ・ステーション」というプレイリストを自動で選び、かけてくれます。(ジャズのプレイリストは他にも存在し、ランダムで選ばれます)
さらに、再生している曲の名前や歌手名、アルバムもディスプレイ上で確認できます。

その2:音声だけでなく、ディスプレイを通して情報を得られる

これも想像通り、とても良いです。
購入前に思っていた、受動的に情報を受け取れるという側面に加えて、もうひとついい点がありました。
視覚が他の作業に取られているときと聴覚が他の作業に取られているとき、どちらの場合にも「ながら作業」に対応できるというところです。

例えば朝、ニュースをチェックするとき。シャワー後にドライヤーをかけているときにはディスプレイ上でテキスト表示、PCで書類作成しているときには音声読み上げ、という風に、シームレスに「ながら作業」ができます。

やっぱり、ディスプレイ付きのタイプにして正解!と思いました。

詳細を知りたいときは、「Alexa、もっと見せて」と呼びかけます

すると詳細画面を開き、テキスト表示と音声読み上げで詳細を教えてくれます

音楽を流すときに、歌詞を表示することも可能!

その3:在宅勤務での時間管理

これは購入前には想定していなかったことなのですが、音声入力での時間管理がとっっても便利です…!

時間管理に関するものでは、アラーム、タイマー、リマインダーの3つの機能がありますが、私は主にリマインダー機能を使用しています。

普段オフィスで勤務する際には、Outlookのスケジュールリマインダーや、デスクトップ上でのアラームを設定していますが、打ち合わせやその日一日のタスクリマインド程度の粒度でしか使っていませんでした。

Alexaだと、音声入力だけでぱぱっと済むのでかなりストレスフリー。
もっと細かいリマインド、例えばメールで資料を送ってから10分後に電話しようだとか、緊急のタスクに5分だけ集中して対応しようだとか、そんな内容にもリマインドを設定することができます。

これの何がいいかというと、リマインドをかけることで時間管理に対して意識を割く必要がなくなるので、合間にこなす作業に対する集中力がかなり上がったように感じます。

こうした細かいタスクのリマインドは、いままで付箋に書いてPCの周りにぺたぺたと貼っていったり、PCのメモ帳にリストアップしたりして、終わるたびに消していくという管理をしていました。

でも、これだと他の作業に集中してうっかり忘れて後回しになってしまったり、反対に忘れないよう気になって結局他の作業に集中できなかったり…という課題がありました。

Alexaにリマインドをお願いしておけば、うっかり忘れを防げるし、それがわかっていればリマインドされるまでの間は心置きなく他の作業に取り組むことができます。
まるで、分刻みのスケジュールで動く超多忙なビジネスマンについている秘書のような、あるいは売れっ子タレントについているマネージャーのようなサポートを、Alexaがしてくれるのです。

使うときには、例えば「Alexa、5分後に“会議”のリマインドして」というと、「わかりました、5分後にお知らせします」と返事を返してくれます。
この時Echo Showだと、ディスプレイ上に、何のリマインドを何時何分に設定したか、を表示してくれます。
(時間の設定は、〇分後のような指示だけでなく、〇時〇分という指定も可能)

例えば、現在は13:50。「Alexa、5分後に”会議”のリマインダーをセットして」と呼びかけると、5分後の13:55にリマインダーを設定してくれます。
設定内容はディスプレイに文字でも表示されるので、呼びかけの言葉を聞き取ってくれているかの確認も同時にできます。

そして設定した時間になると、控えめなチャイム音と共に「“会議”のリマインダーです」と、2回続けて音声でお知らせしてくれます。
同時に、ディスプレイ上にもテキストで表示してくれ、「Alexa、止めて」(消して、でもOK)と呼びかけるまで表示し続けるので、万が一聞き逃しても気付きやすいです。
これは、EchoShowで音楽をかけているときなど、他の作業を並行しているときにも同様です。

時間になったときの画面表示

そしてこのリマインダー、重ね掛けがいくつもできるのが嬉しいです。試してみたところ、20個は難なく設定できました。
同じ時間に、複数のリマインダーを設定することも可能。時間が重複しているものは、順番に読み上げ・表示をしてくれます。

確認とキャンセルも簡単。
「Alexa、リマインダーの確認」と呼びかけると、音声とディスプレイの両方で、設定しているすべてのリマインダーを教えてくれます。

このように一覧表示されます

そして、例えば複数の会議のリマインダーを設定していた場合は、便利なキャンセル方法が2つあります。

1つ目は、リマインダーの名前からキャンセルするものを指定する方法。
「Alexa、‘鈴木さんと会議’のリマインダーをキャンセルして」と呼びかけると、「〇時〇分の‘鈴木さんと会議’のリマインダーをキャンセルしました。」という音声でのお知らせと共に、キャンセルしてくれます。

2つ目は、リマインダーの確認画面から番号で指定する方法。
リマインダーを複数かけると、自動で時間の早いものから順に番号が振られていきます。
確認画面を表示してキャンセルしたいリマインダーの番号を確認し、「Alexa、〇番のリマインダーをキャンセル」と呼びかけると、1つ目のキャンセル方法のときと同様の音声でのお知らせと共に、キャンセルしてくれます。

どちらの呼びかけでも、15時20分の「鈴木さんと会議」のリマインダーをキャンセルしてくれます

Alexaと暮らしてみて思うこと

以前は、スマートスピーカー=音声入力で検索や操作の手間を省くだけのもの、という認識がありました。

しかし、暮らしの中に取り入れてみて初めて、スマートスピーカーの真価はそこではなく、生活でのいろんなことを自動化・簡略化して、生活の中での煩雑さをいかにクリアするか、というところにこそあると感じました。
それによって得られる心理的な、あるいは時間的な空白にこそ、スマートスピーカーを導入する価値があると。

Alexaを生活のパートナーとして使いこなして、QOLを一層向上させていきたいと思います。

2月の目標!

来月、2月の間に試してみたいことは…

  • Alexaのスキルを調べて、活用する。
  • 日々の面倒なこと、日常的にやりたいけれど手軽にできないこと…を妄想して、Alexaで実現できるか考えてみる。

1月、Alexaとの出会い編は以上です!
ほんのさわり部分ですが、これからディープな内容もお送りできるようになればと画策しています。

お読みくださりありがとうございましたm(__)m
それでは、2月編に続く…!

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