OCRアプリ有名どころ5つの実力比較。2020年の最強はコレだ

OCRアプリとは撮影するだけで画像の文字を認識して、自動的に文章をテキストで保存してくれるアプリです。(内容見直し)

OCRアプリに興味がある方にとって

・OCRってよく聞くけど、どういう性能なのか?
・最もおすすめなOCRアプリはどれなのか?
・それぞれのアプリにどのような違いがあるのか

は気になる点ではないでしょうか。

そこで今回はOCRアプリの機能と有名どころ5つの実力を比較していきます。

ぜひご自身に適したOCRアプリを選んでみてください。

OCRアプリとは何?

OCRアプリとは撮影した画像データのテキストを文章として読み込むアプリです。

パンフレットの文章をテキストでパソコンやスマートフォンに保存したい場合、資料を見ながら文字の書き起こしを行うのは大きな手間になります。

そんな時にOCRアプリを使用すると撮影するだけで画像の文章を読み込んで、ワードやドキュメントでも加工可能な状態にしてくれるのです。

最近では文字化けを起こすケースも少なくなってきており、精度も上がってきています。

今回は具体的に有名な5つのアプリの実力を比較してみましょう。

 

有名なOCRアプリ5選!実力や違いを比較

 

今回、下記の5点の有名なOCRアプリをピックアップしました。

・CamScanner+

・Office LENS

・Evernote

・AdobeScan

・ClipOCR

具体的に性能や実力の違いを見ていきましょう。

 

CamScanner+はスキャナー機能と管理機能が秀逸

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CamScanner+はOCRアプリで最も有名なアプリの一つです。

文章や画像の管理機能が秀逸で、文字起こしの精度も非常に高いものとなっています。また価格も120円と、手軽に購入できるというところも大きなポイントです。

画像を文字起こしできるのはもちろんのこと、メンバーで共有できるチャット機能や、画像データを様々なファイル形式で保管できる機能も備えられています。

  • お手頃な価格帯で高性能のOCR機能がついたアプリが欲しい
  • 文章だけではなく、画像も綺麗に保管したい
  • 職場でよく画像を使ってやりとりをする機会が多い

という方におすすめのアプリです。

価格 120円
アプリ詳細

* 毎日50000人を超えるユーザーが新規登録

* 9000万人以上のユーザー、200以上の国・地域で使用されるスキャンアプリ!

* App Store 2011、2012年度ナンバーワンビジネス/仕事効率化アプリケーション

* 「CamScannerは特別な画像処理技術でドキュメントがより読みやすくなる」—Makeuseof.com

* 「間違いなくCamScannerは携帯電話で一番のスキャナーアプリ」—CNET.com

*「簡単なドキュメント管理アプリでドキュメントをより読みやすくデータ化」—Mynavi.jp

* iPhoneトップ50アプリの一つ―アメリカ「タイム」

 

Office LENSは無料で利用可能!ワードでの互換性も高い

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Office LENSはマイクロソフトが提供しているOCRサービスです。

傾いている画像や手書きの文章の画像も認識が可能で、文字の変換精度/認識技術においてはトップクラスの性能を誇ります。

そのためホワイトボードに書いている文字をOCRで書き下ろしたい、雑なアングルで撮影しても認識してくれるOCRが欲しい方にはピッタリのアプリとなっています。

また撮影した画像はそのままワードで利用できるという点も大きなメリットでしょう。

ただし、問題点として

・文章管理機能がない
・iOSアプリにはOCR機能がない
・Office365を利用していなければ使えない

という点があげられます。

価格 無料
アプリ詳細

– ホワイトボード モードでは、トリミンと強い光や影の調整が行われます。

– ドキュメント モードでは、トリミングと完全な色の調整が行われます。

– 画像は、OneNote、OneDrive、またはいつも使っているクラウド上の記憶領域に保存できます。

– 名刺モードでは、連絡先情報を取り出して、アドレス帳と OneNote に保存できます。この機能は英語、ドイツ語、スペイン語、簡体字中国語の名刺に対して最も有効です。他の言語にも順次対応の予定です。

– 画像は、Word 文書 (.docx)、PowerPoint プレゼンテーション (.pptx)、または PDF (.pdf) に変換できます。変換したファイルは、OneDrive に自動的に保存されます。

 

Evernoteは文章管理やノートにも適応可能

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Evernoteは文章管理やノートに特化したサービスですが、OCR機能もついています。

そのため、既にEvernoteを導入されている方、これから導入される方にとってはノートとの連携ができるため、自由度が高くなります。

またipadの手書きアプリpenultimateとも連携が可能で、手書きでの文字検索が可能になる点もメリットだと言えるでしょう。

議事録やメモを取る機会が多く、業務を総合的にサポートしてくれる機能が欲しい方におすすめのアプリとなっています。

ただしEvernoteそのものの価格が比較的高めに設定されている点、文章を認識するまで数分程度の時間がかかる点はデメリットとして挙げられます。

OCR単体というよりはEvernoteの機能の中の一つとしてOCRがあるという認識の方がよいでしょう。

スピード感のある作業をしたい方には不向きとなっています。

価格 無料
アプリ詳細

Evernote を使えば、いつでも簡単に必要な情報を取り出すことができるので、本当に大切なことに集中できます。テキストノート、スキャンした手書きメモ、ToDo リスト、写真、画像、Web ページ、音声ファイル・・・あらゆる情報が保存でき、瞬時に検索できます。また自分に合った方法で自由にノートを整理でき、必要に応じて他のユーザーとも共有できます。さらに保存した内容はお使いの端末で同期されるので、どこからでもアクセスできます。

 

AdobeScanはPDFをよく利用する方におすすめ

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AdobeScanはPDF関連するソフトウェアを提供しているAdobeのOCRサービスです。

レシートや紙の契約書などを瞬時にPDF化して保存することが可能になります。

画像の抽出技術や画質の高さではOCRアプリの中でもトップクラスの性能を誇るため、画像でデータを管理したい、PDFをメールで送信することが多い方におすすめのアプリです。

無料プランの場合は保存形式がPDFに限定されており、文字編集がやりにくいというデメリットがあるため、OCRで抽出文章をワードやテキストで編集したいという方には不向きのアプリとなっています。

価格 無料
アプリ詳細

この無償の Adobe Scan PDF スキャナーアプリを使用すると、お使いのデバイスが、テキストを自動で認識するポータブル PDF スキャナー(OCR)になります。

領収書やメモ、文書、写真、名刺、ホワイトボードなど、あらゆるものを、再利用可能なテキストを含む Adobe PDF に変換できます。

 

【2020年2月現在ダウンロード不可】手軽に利用できるClipOCR

公式サイト:https://adolfoi.info/

ClipOCRは無料で利用できるOCRアプリです。

気軽に利用でき、画像管理機能が優秀です。

アップデートの頻度が多いので今後改善の見込みはありますが、ClipOCRは記号の判別精度に不安が残り、アプリが落ちやすいという不安点もあります。

そのため月に数回のみOCR機能を利用する方におすすめしたいアプリです。

2020年2月現在はアップストアでのダウンロードができなくなっております。

 

最もおすすめのアプリはどれ?

今回はOCRアプリの有名どころを紹介してきました。

どのアプリも一長一短がありますので、ご自身が利用する頻度やシーンによっておすすめのアプリが変わってきます。

・スキャンした画像を管理したいときやバランスの良さを重視する場合はCamScanner+

・質の高いスキャンを行いたいとき、オフィスを利用している場合はOffce LENS

・無料でOCRアプリを試してみたい場合はClipOCR

・ノートやメモ帳機能の中にOCRを取り込みたいという場合はEvernote

・PDFをよく利用する、綺麗な画像でデータを管理したい場合はAdobeScan

となります。

まだOCRアプリを利用したことがない方は無料で利用できるClipOCR、AbobeScan、Office LENSを試し、使い勝手が良いようであればCamScanner+、Evernoteを利用してみるのがおすすめです。

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