Web会議ツールを使ったオンライン交流会やイベント運営に限界を感じている。
そんなときにおすすめしたいのが、オンラインネットワーキングサービスです。
本サービスはオンライン環境で大人数で行う交流会や展示会運営をサポートするサービスで、運営の難しいオンラインイベントを徹底的にサポートする機能を提供しています。
今回はオンラインネットワーキングサービスを利用するメリットや主要な機能、おすすめのサービスをご紹介します。
目的に沿ったサービスを利用して、魅力的なオンラインイベントをお手軽に開催しましょう。
オンラインネットワーキングサービスとは、オンラインでの交流会や展示会等をより便利かつ円滑に行うサポートをしてくれるサービスです。
これまで交流会といえば宴会場などで行われるのが一般的でしたが、新型コロナウイルスの影響によって対面でのイベントは激減しました。
そんな中、2020年ごろからオンラインイベントを円滑に開催するための手段としてオンラインネットワーキングサービスへの注目が高まってきたのです。
オンラインネットワーキングサービスの利用にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
大人数での利用を前提としたサービスを提供している点はオンラインネットワーキングサービスを利用するメリットです。
コロナ禍が訪れた当初はWeb会議ツールを使った交流会も試みられましたが、大人数での使用を前提としたツールではないこともあり、より大人数での利用に適したサービスがほしいという要望が強まりました。
オンラインネットワーキングサービスでは大人数が集まっても円滑にイベント運営をするための機能が数多く用意され、数千人規模の参加者を募ることも可能です。
対面での交流会のように、気軽にコミュニケーションが取れる点もオンラインネットワーキングサービスの魅力です。
交流会や展示会が本来持つ役割として、新しい出会いやビジネスの発見が挙げられます。
オンラインネットワーキングサービスは円滑なコミュニケーションを推進する機能が多数用意されていて、Web会議ツールよりもシンプルかつ直感的に会話をはじめられます。
各機能を有効活用すれば、対面の交流会以上にコミュニケーションの機会がとれるといっても過言ではありません。
オンラインネットワーキングサービスの主要な機能は以下の通りです。
オンラインネットワーキングサービスでは、アバターやアイコンを利用した仮想スペースでやりとりを行えます。
スペースはイベント会場やオフィスを模したカスタマイズもできるため、現実で会場にいるかのようなアクションが可能です。
スペース内では近づくだけで会話が開始されたり、スタンプを使ったリアクション機能が用意されていたりと気軽に会話を楽しめます。
オンラインネットワーキングサービスでは対面交流会での名刺交換のように、プロフィールや連絡先の交換を簡単操作で行えます。
また、自身が交流したい分野や属性の参加者を検索する機能がついたサービスも存在し、このような便利な機能を使えばオフラインイベント以上に簡単にマッチングを行えます。
オンラインネットワーキングサービスではブース出展も可能で、展示会などを行う際には非常に便利な機能になっています。
ブースごとに異なる資料の展示、異なる登壇者を配置、といった区分けができるため参加者が容易に目的の情報や希望する交流相手を探せます。
オンラインネットワーキングサービスはどのようなポイントを意識して利用すればよいのでしょうか。
オンラインネットワーキングサービスを利用する際には、自社の目的に沿ったツールを選択しましょう。
各サービスでは操作画面や使用感が異なりますので、イベントの趣旨や参加者の人数、会場の規模などを事前に検討して内容に合ったツールを選択します。
また、各サービスでは参加人数の上限やイベント開催時間、同時接続人数などを有料プランで追加するのが一般的です。
各サービスのプラン内容も事前に確認しておきましょう。
通信の質はオンラインイベントを行う際に特にこだわるべきポイントです。
通信の質が悪いとイベント途中での通信切断といったトラブルにつながるほか、画面や音質の乱れによって円滑なコミュニケーションを阻害してしまいます。
会場・会話の雰囲気を壊さないためにも、通信の質や環境には注意しましょう。
オンラインネットワーキングサービスを利用する際には、参加者が少ない手間で利用できるサービスを選択しましょう。
参加までのフローがシンプルなツールを選ぶことで、イベント参加者の増加につながります。
逆に参加までに多くの手間を要する場合には、ちょっとした手間が利用者の参加意欲をそいでしまう可能性もあるので注意しましょう。
話したい相手と気軽に話せる環境の確保は、オンラインネットワーキングサービスを利用するうえで重要な要素です。
対面交流会の魅力の一つとして、これまで接点のなかった人にも気軽に話しかけてよい雰囲気が挙げられます。
オンラインイベントでは空間的な距離も災いして、気軽な会話を始める環境としてはどうしても対面のイベントに劣りがちです。
会話が生まれやすいような会場設営や気軽に利用できるコミュニケーション機能を駆使して、オンラインだからこそ実現できる環境づくりを行いましょう。
ここからは、おすすめのオンラインネットワーキングサービスをご紹介します。
出典元:https://remo.co/
Remoはカスタマイズ性の高い仮想コミュニティスペースが特徴のサービスです。
画面上のテーブルを自由に移動することで、対面の交流会のように自由かつ気軽なコミュニケーションを実現しています。
スペースはカラーの変更やロゴの掲載など非常に自由度が高く、さまざまなイベントでの利用が可能です。
交流会のほかにも会議やワークショップ、パネルトークなどでの使用も推奨されているため、非常に汎用性の高いサービスといえるでしょう。
出典元:https://ovice.in/ja/
oViceは「となりで話しているような、バーチャル空間を。」をテーマに、よりリアルなオンラインセッションを追求したサービスです。
仮想スペースのアイコンを移動するだけで会話を開始でき、アイコンが近いほど声が大きく、遠いほど小さくなるといった仕様によってリアリティを演出しています。
スペースではアバターがリアルタイムでアクションを起こし、会話に対して行ったスタンプによるリアクションも周囲の人に見えるようになっています。
現実世界の空間を限りなく忠実にオンラインで再現したサービスといえるでしょう。
出典元:https://eventhub.jp/
EventHubはオンライン・オフライン問わず、イベント運営に関するサポート機能をパッケージとして提供しているサービスです。
イベントを円滑かつ効果的に行うための機能が充実しており、参加チケットの販売や決済も本サービスで行えます。
イベント参加者同士がマッチングしやすい環境にこだわっていて、参加者の交流履歴、視聴時間といった分析、登壇者への質問投稿や商談予約といったマッチングに便利な機能が多数用意されています。
イベント運営を一括でサポートしてほしい場合には特におすすめのサービスとなっています。
今回はオンラインネットワーキングサービスを利用するメリットや主要な機能、おすすめのサービスをご紹介しました。
各機能を有効活用することで、対面の交流会にはない強みを作れるのもオンラインネットワーキングサービスの魅力です。
仮想スペースや検索機能を使いこなし、オフライン以上に魅力のあるオンラインイベントをつくり上げましょう。