採用担当者必見!学生が興味を惹くインターンシップとは

少子高齢化が進み、多くの企業が人材採用に苦労しています。そこで企業が人材採用に直結させるために行っているのがインターンシップです。

インターンシップを開催するうえでコストはかかりますが、学生に企業の魅力を十分に伝えることができれば、多くの学生の応募につながります。

今回は、インターンシップを実施するか検討している企業の採用者に向けて、インターンシップの参加率やオンラインインターンシップについてお伝えします。

インターンシップとは


学生が一定の期間企業で職業体験を行う制度のことを指します。

最初はアメリカで始まった制度です。一定の期間働いてもらい、企業とのミスマッチを防ぎ早期離職してしまう社員を減らす目的で導入されています。

インターンシップの実施率

インターンシップの実施率を見ていきましょう。

インターンシップ実施について、就職みらい研究所は2018年度に新卒採用を実施している企業約4500社を対象に調査しています。インターンシップを実施または実施予定と回答している企業が約95%となり、ほとんどの企業がインターンシップを実施している状態です。

参考:企業がインターンシップを行う目的とは?種類、実施内容、実施状況、メリット、実施する際のポイントを解説

企業がインターンシップを実施する目的


新卒採用を行っている企業の95%がインターンシップを実施する目的について説明しましょう。

企業は主に以下の3つの目的がありインターンシップを実施しています。

  • ミスマッチを防ぐ
  • 優秀な人材採用
  • 労働力の確保

以上の目的は、企業にとって非常に重要な事項です。一つずつ解説していきます。

ミスマッチを防ぐ

企業の特色に合わない学生が入社した場合、早期離職率される可能性が高くなってしまいます。

インターンシップを実施することで、会社の雰囲気、大まかな業務内容を知った上で学生は応募してくるため、入社前後のイメージギャップを防ぐことが可能です。

優秀な人材採用


企業は、会社の規模を大きくするため、できるだけ多くの優秀な学生を採用したいと考えています。

そこで面接だけで学生の能力を見抜くのは困難であるため、インターンシップを実施します。

インターンシップでは実際に業務を行ってもらうため、優秀な学生を見抜ける可能性が高くなってきます。

オンラインインターンシップの開催も検討しよう


コロナウイルスが流行する前までは、学生が企業に行き、インターンシップに参加するのが普通でした。

しかし新型コロナウイルス流行後は、感染防止対策の一つとしてチャットツールを使用し、オンライン上でインターンシップを行

以下ではオンラインインターンシップの内容やメリット・デメリットを紹介していくので参考にしてください。

オンラインインターンシップでの実施内容

一般的にオンラインでのインターンシップでは、以下の内容を実施しています。

  • グループワーク
  • 社内会議同席
  • 職場見学
  • 資料作成、プレゼンテーション

対面でのインターンシップではないため、実際に企業に行くことはできません。そのため実施できないことはありますが、オンライン上でも対面とあまり変わらず、多くのことを実施できるようになっています。

オンラインインターンシップでのメリット


オンラインインターンシップを実施するうえで以下のメリットがあげられます。

  • たくさんの学生と触れ合える
  • 運用コスト削減

それではメリットを1つずつ詳しく解説していきましょう。

たくさんの学生と触れ合える

オンラインインターンシップ実施により、場所を問わず全国の学生に参加してもらえることができます。

それにより多くの学生に企業を認知してもらうことができ、認知度を高めることが可能です。

対面でのインターンシップでは、多くの学生を受け入れるためには、多くの社員が対応しなければなりません。しかし、オンラインであればたくさんの学生を受け入れることができます。

運用コスト削減

対面でインターンシップを行う場合は、以下の費用が掛かります。

  • 遠方からきてもらう学生の宿泊費や交通費
  • 会場用意するための費用
  • インターンシップにかかる社員の人件費

一方オンライン上でのインターンシップでは、これらすべてのコストを削減でき、費用をかけずインターンシップを行えるため、企業にとって非常にメリットであると言えます。

オンラインインターンシップでのデメリット


対面でのインターンシップと比較し、どのようなデメリットがあるのでしょうか。以下の具体的デメリットを紹介します。

  • 学生一人一人の人柄を把握しづらい
  • 会社の情報を伝えづらい

対面でのインターンシップに比べると、以上の点はどうしても劣ってしまいます。少しでもデメリットな部分を減らすために一つずつ紹介します。

学生一人一人の人柄を把握しづらい

多くの学生と触れ合える分、一人一人の学生の人柄を把握するのは難しくなっています。

また、対面でのインターンシップの場合、学生の何気ない行動や発言から、人柄や能力がわかることもありますが、オンラインの場合それが分かりにくい点もデメリットです。

会社の情報を伝えづらい

対面でのインターンシップに比べ、業務の細かい部分まで知ることができないので、企業が売りとしていることを伝えづらい可能性があります。

実際に対面で話しているわけではなく、オンライン上での会話に過ぎないため、実際に企業で働いている人の雰囲気を理解してもらうことは難しくなります。

まとめ


インターンシップは、開催すること自体に意味があるわけではなく、インターンシップを通して会社について知ってもらい、長く働いてくれる人を採用することが求められます。

そのため、グループディスカッションや質疑応答だけでなく、職場体験などの時間も設け、働く姿をイメージしてもらう必要があります。

また実施して間もない段階では、インターンシップの実施内容についてわからない事も多いです。

そのため、インターンシップに参加してくれた学生にフィードバックをもらい、改善していきましょう。

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