在宅で活躍、Apple Watchで「サッ」とタスク管理

ライフイズサーモン さんのブログ記事

リモートワークが続く中、あまり深く考えずに趣味で買ったApple Watchが、タスク管理に健康維持にと活躍をしてくれています。「これにこんな機能あったのかー」と思わされることがしばしばありますが、今回はApple Watch(とSiri)の機能で特に在宅勤務のタスク管理で活用できそうな機能について触れていきたいと思います。

ひとりごとは手首を上げて

独身、在宅勤務、オッサン、ひとりごと(自分のことをこう書くと、物悲しい気分になるのはなぜだろう不思議)。出社して一人ブツブツ言ってたら周りの不快指数が天井知らずですが、自宅だと誰もいないので「あれしなきゃな、これはいついつに…」と言ってしまっている。そこで、どうせ言ってしまうなら、このひとりごとを言える環境を利用できないか?と思い立ち、普段使っていなかったSiriに着目し調査。

すると、Apple Watchには「口元にサッと持ってくるとSiriが起動」というトンデモスマート設定が存在することを発見!(正式名称:手首を上げて話す、Series 3以降で対応)
こ、これは…。

抗い難い魅力


俗にいう厨二心と言いますか、どことなく影のあるスパイのような仕草というか、とにかく個人的には人前で使おうとは思わない「口元サッSiri」。
しかし、「Hey, Siri」で起動させずとも簡単な動作だけでサッと済ませられるのはかなりスマートです。
電子決済や運動量などのアクティビティ管理も兼ね備えていることから、休憩時間などで外に出るときもApple Watchをつけているため、予定の設定・確認まで可能となるとうっかり外で口元にやってしまわないか、たまに不安にはなりますが…
スマホよりも常にそばにある、という手軽さはやはり魅力的。

そもそもSiriで出来ること

Apple Watchで「口元サッSiri」が出来ることはわかりました。
ではそもそもSiriでタスク管理って何ができるの?という部分についてですが、特別なアプリを別でインストールするなどは別として、筆者が主に利用している設定は以下の3種類です。

  1. スケジュール
  2. リマインダー
  3. アラーム

上記3種は、Siriへ伝えるアクション名でそれぞれに分類され、設定と確認が可能です。
例えば、以下のように予定を使い分けたい場面があるとします。

  1. スケジュール :定期的な予定、期間をまたいだ予定
  2. リマインダー :一度きりの予定
  3. アラーム   :決まった時間で気付くまで通知が必要

その場合、予定の日時・予定名の後に「~を予定」「~をリマインド」「~アラームをセット」というそれぞれのアクション名を伝えることで分類がされ、設定が出来ます。
さらに、リマインダーとアラームについては一括で削除・設定のオンオフも可能。
また、「今日の予定」と伝えれば一覧で一日のスケジュールが確認出来るなど、スマートさが止まりません。
ちなみに筆者はSiriでスケジュールに毎週月・水・金などで繰り返し設定ができるのを調べるまで知りませんでした。Siriってすげー。

Apple Watchでやるメリット


さて、Siriでのタスク管理が上記のように出来ると聞けば、でもそれってiPhoneでもできるからWatchいらないよね?と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、前段でも触れた通り「常に腕につけている」という点が重要です。

例えば、Apple Watchからのアクティビティ通知(一定時間座りっぱなし、設定した運動量に対して運動が不足している時など)とタスク管理を組み合わせて、集中できる時間を意識しやすくなることや、リモートワークで不足しがちな運動での健康維持にも貢献。
スマホも要らないくらいのちょっとした外出から用事を思い出し少し長く外に出てしまった時に、家で虚しくPCやスマホが通知を…などの油断から生まれる悲劇を回避。

「口元サッSiri」はあなたに寄り添い支える、パートナーとなりえます(ただし人前では推奨いたしません)。

起動には慣れが必要!

しかしここまで書いておきながらなんですが、実は一点難しいポイントがあります。
それは、「手首を上げて話す」機能を正しく認識させるためにはちょっとしたコツが必要となることです。
ただApple Watchを口元に持ってきてSiriが起動するかというと決してそうではなく、以下のポイントで認識が行われます。

  1. 手首を上げる際、Apple Watchが認識できるスピードで上げているか
  2. 口元に持ってきて話しかける際、Siriの起動ポイントを捉えているか

1については、手首を上げるスピードが遅いとうまく起動しません。少し意識して「バッ!」と勢い良く上げることが必要です。
2については、口元に持ってきてから話しかけると、Siriがうまく起動しません。口元の手前辺りから話し始めることで認識されます。
(ダラーっと手首を上げてのんびり話しかけると、何も起こらない)

この二点、言葉にすると簡単ですが、毎回正しく認識させるには慣れが必要です。ただでさえスマートすぎるモーションが、さらにスマートに…。
ただし、一度慣れてしまえばほぼ毎回起動して認識してくれるようになりますので、便利なことに変わりはありません。

在宅時ならではの便利さ

色々とご紹介しましたが、在宅勤務のタスク管理で活用できる機能として、Apple WatchとSiriは有用であると感じます。今回はもともと備わっている機能からご紹介しましたが、他に利便性向上に繋がるアプリや機能もまだまだ存在していますので、そちらもご紹介していければと思います。
(在宅ではなく出社したときにも同様の感覚でスマートすぎるモーションをオフィス内に炸裂させてしまわないよう、心に誓う筆者より)

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